スタッフHのブログ
今回のご依頼者様は、Kさん(仮名)20代後半の男性です。
お付き合い3年目の彼女様が浮気しているようなので、もし浮気している場合は別れさせて欲しいということです。
パートナーが浮気してるかも?と思っても実際は思い過ごしのこともありますので、まずは調査からスタートです。
今回は調査すると、週末は浮気相手とのお泊まり、さらに平日も複数日に食事と相手宅へのお泊まり、K様とは平日の1日仕事帰りの食事のみのパターンで、どちらが現時点での本命なのかは説明するまでもなくと言った状態でした。
調査初日にお相手とのお泊まりでしたので、それからご報告の為に事務所へいらっしゃる度、やつれていくK様のお姿は心配になるほどでした。
不安な事が現実になった瞬間から、その不快な行動を止められない自分への苛立ちなど、ご依頼様は多くの複雑な感情を抱えておられます。私達に出来ることは、お話を聞くことと問題を1日も早く解決することです。
それがご依頼様の笑顔が見れる最善の方法だと思っています。
K様は工作期間の中頃からは落ち着かれ、時には全てを打ち明けたい衝動に耐えながらも、こちらの指示に理解して頂き行動されていました。
具体的な工作方法は、彼女様のお相手の男性に弊社工作員の男性が接触し友人関係を構築。彼女様との馴れ初めを確認。彼女様とは完全にフリーな状態と認識してのお付き合いと確認されました。
また付き合い初めてから4ヶ月とのこと。
最近は彼女様と会う頻度が増えて少し負担に思っていることなど、ささいな事から丁寧に情報を収集しました。
次に工作員の女性と共にダブルデートをしました。自然と女性同士で仲良くなり、女性工作員と彼女様の2人で食事に行くようになるまではすぐでした。
女性工作員からは、彼女様からの理想の結婚観やお相手などを聞き出します。
パートナーへは言いづらいことも、友人には愚痴としてこぼしたり、そこから本音が分かることも多いです。
最初は、ご依頼様の影など見せなかった彼女様も、自分から話させるように誘導すると“実は別れきれていない人が、彼氏とは別にいる”
と話してくれました。
当然知らなかったふりをして、なぜ別れきれないのかなどを聞き出すと、いつまでたってもプロポーズをしてくれない、煮え切らない態度が不安であり不満に思っていた事、家族の事、別れても良いと思って今の彼氏とも付き合ってみたらすごく好きになった事、でもまだ気持ちは残っており別れきれないと打ち明けてくれました。
結婚適齢期のカップルには、男性側の煮え切らない態度に愛想を尽かして別れた女性は、さっさと次のお相手を見つけてスピード婚、愛想を尽かされた男性側は諦めきれず後悔の日々なんてことも結構あります。
女性は思い切ると潔い所もありますからね。
しかし今回はまだ気持ちが残っている事、ご依頼様へは彼氏さんの存在を隠している事、彼氏さんが彼女様のことを少し負担に感じている事から、まだ可能性は十分あると判断しました。
彼氏さんと彼女様の少しのすれ違いを大きくし、残っていたご依頼様への気持ちを大きくする、そしてご依頼様も変われる所やご家族様との関係を調整して彼女様の不満を出来るだけ無くせるようにアドバイスを致しました。
中々全ての工程で順調な速さとは行かず、やはり彼女様は彼氏さんとの付き合いが楽しい時期でもあり、あまり悪い点が表面化しずらく少々しんどい時期もありましたが、粘り強く関わった結果だんだんと気持ちが戻ってきた様子でした。
彼氏さんへは、主に男性工作員が接触を続けて彼女様の付き合いが魅力のないものと思えるように誘導し、彼女様がご依頼様へ気持ちが戻ってきたタイミングで別れを切り出して貰いました。
ふられるとは思っていなかった彼女様は、当初は納得していませんでしたが、男性工作員と女性工作員も含めて4人で話し合い別れることになりました。
いつも思うのですが、やはり当人になって抱えきれないほどの思いがありながらパートナーと接するのはすごく大変な事だと思います。お相手へのお気持ちの深さや強さが試される時間ですね。
今回は3年のお付き合いのうち、彼女様からは頻繁に言われていた問題をご依頼様は軽く捉えており、また頻繁に言われることで問題自体の重要度が感じらなくなり、放置してしまったことも原因の1つでした。
工作終盤にて、無事にプロポーズも成功されたK様ですが、ご結婚されてからも奥様の不満は放置せずに、充実した幸せな結婚生活を送って下さいね。
プロポーズの成功の時なんて、私達スタッフも本当に喜んでいました。
全期間は半年と2週間ほどでしたが、無事に終了することが出来て私達も幸せな気持ちです。
まだ沢山の大切な案件も進行中ですので、気は抜けません。
詳細は上げられないですが、先月も多くの案件が無事に終了することが出来ています。
さらにスタッフの気力も充実しています。
特に私は、K様とは早い段階から関わっておりましたので喜びもひとしおです。